LUNA SEAの真矢さん
13年5ヶ月ぶりのアルバム「A WILL」を昨年リリースしたLUNA SEAのドラマー真矢さんのインタビューの一説です。
このA WILLというタイトルなんですけど、真矢さんなりに「遺言」っていう言葉を解釈すると、ここにはどういう意味があるでしょう?という問いに対して、
LUNA SEAってね、「遺言」であったりとか、「THE END」であったりとか、終わり的なものっていうのを凄く多くチョイスするじゃないですか。
それはね、もちろん将来、白髪になるまでLUNA SEAをやっていたらかっこいいなって気持ちもありますし、もし今死んでしまっても、心に悔いがないという気持ちもあるんですよね。そういう気持ちもあるんですよね。だからAWILLというこのタイトルを聞いた時、LUNA SEAの音楽に対する心構えに凄くぴったりだなと。
ー終わりを見据えてるっていう訳ではなく、そこまでLUNA SEAは本気なんだよってことまですよね。
そうです、よくドラマでサラリーマンが大きな賭けのような仕事をする時、辞表を胸ポケットに持ってるみたいな。そんな感じですね。
僕も太鼓の前ではいつもそうですよ。
ークサイ言葉ですけど、命懸けてやってるっていう事ですかね。
ですね、命を懸けるっていってもレーサーみたいに危険な商売じゃないんで。
僕の場合。命を懸けというのは、自分のやりたい事を先行するんではなくて、LUNA SEAのやりたい事を先行するんですよ。
自我を殺すというんですかね。そういう意味ですね。
こういう事を自然な感じでさらっと言えてしまうのってかっこいいなって思います!